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WOYZECK
玉川大学芸術学部 演劇・舞踊学科2025年度卒業公演
-STORY-
ヴォイツェックとは...
23歳で早逝したドイツの劇作家、ゲオルク・ビューヒナー(1813〜1837)の未完の戯曲『Woyzeck』
実際に起きた殺人事件に基づいて書かれた悲劇
19世紀のドイツの田舎町。
連隊で最下等の兵士であるヴォイツェックは妻マリーと子供と兵営の近くに住まわせている。
マリーとは貧しすぎて正式に結婚ができていない。連隊の給料だけでは生きていけず、大尉の髭を剃ること
や医者の被検体となり副収入を稼いで必死に家族を支えている。マリーはヴォイツェックを愛しているが、
終わりの見えない貧困、孤独に耐えられなくなる。そこに鼓手長との出会いがあり誘惑に負けてしまう。
一方、ヴォイツェックはマリーが人生の全てである。そのため医者の過酷な実験によって精神の均衡を
失っていく。酒場でマリーが鼓手長と踊っている姿を見てしまったヴォイツェックは
嫉妬と幻覚・幻聴症状が入り混じっていく。
彼の頭の中に響く不可解な声はやがて避けがたい“選択”へと導いていくーー。
ヴォイツェックは、最後にどのような運命を選ぶのか。
ざわめく現実、煌めく悪夢
-同じ物語が、異なる闇をあなたに遺す-
2つの劇団の世界をのぞいてみませんか?
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